Yokomichi

2014年1月21日(火)~2月2日(日)
デコトコノマ 展
gallery DAZZLE

郵送のつもりだったんです。大阪住みですし。ギャラリー東京ですし。郵送なら17日までに仕上げねばならなかったのですが、17日に間に合わなかった。困りましたが、できてないので、仕方ない。19日は奈良でシルクduサンカクが催されるので、持ってけるではないか!プラス材料をひとつ見つけましたがねえ。

【搬入日20日】
台が必要か?と思い、簡素なものをつくってみて(結局つかわなかった)、ギリギリに出発。現地に向かうまで、これでよかったのか?と、混沌のかたまりになってました。

ギャラリーに着くまで迷ったんですが、近かったのです。外苑前の3番出口をでて、BMWのディーラーがあるので、それに沿ってぐるりと時計回りにつたって歩くと着きます(徒歩三分)。

手慣れた感じで数名の作家さんは準備なさってました。おいおい横道は大丈夫かな?と思いながら、好きな場所で準備してと言われたので隅に陣取る。だいたいの作品を仮に並び終えたら、オーナーの方々が配置を決めるため、作家は一時外で待機。20名のうち12,13名いたようで、なるほど来るのはいいものかな、と思いました。

配置が決まったので、パペットを固定したり、置物のセットをしたり。いつのまにか作品にさわってるのは横道だけで、作家さん二名を除いて帰ったみたいです。

陶芸作家の楓利男さんとガラス工芸作家の竹川久仁子さん、楓さんと入れ替わりで、陶芸作家の藤原ひろ子さんとお話ししました。東京で集まったのに、地元や、豊中(横道の地元)の話でつながり、これは不思議なご縁と呼べましょう。なにかと恵まれるよなあと思いながら、1月のイベントのすることはすべて終わったなあ、ああ、緊張から解放されました。

【デコトコノマ展について】
デコトコノマは、おでことコノマではありません。「デコ」レーション「床の間」です。高さ190cmから幅45cmの掛け軸の棒をかけて、作家は得意なジャンルで掛け軸を準備します。その掛け軸に、置物を添えて、このセットで一つの作品として見せるというものです。お正月が終わって寂しい床の間にふさわしいものが、サブテーマだったと思います。

【作品について】
で、考えました。寂しいなら、明るいほうがいいなあと思ってました。12月はじめに親友が味噌煮込みうどんをお土産でくれまして、これだよなあ!と決めました。鍋です。

ひとまずパペットを完成させて、さて、食材は何でつくろう。紙粘土でつくれるか?と思い、ぶっつけ本番でつくってみたことは秘密。無駄に二日つかい、三日目は無理と思い、毛糸でつくりはじめました。しいたけ、白菜、春菊、豆腐か麩のようなもの、なまたまご、生肉、焼けた肉。すきやきですねえ。

タイトルの期限がきたので「ばんごはんは なべ」と送る。この時点で、掛け軸の絵はなかったのです。というか、最後までなかったが正しいのですが。たまごの白身と空っぽい感じで編んだら月のようなものがでてきました。あとは、勘です。

鍋もつくりました。上は鉄鍋、下は石材調の器具のイメージです。実はこれ、帽子なんですよ。19日にまだ手元にあるので、奈良で試着しましたし、かぶってもらいました。多様なタイプの笑いをいただけました。東京出発前、うれしかったです。と同時に、作者がいないと、かぶれないことに気づく。

皆さま様々なイマジネーションをおもちです。煮えてなくても、煮えすぎても、食えないし。イマジネーションも、ちょうどよい火加減を保つことができればいいなあ、と考えました。へんな鍋を頭にのせて、煮詰るイメージ。うまく煮詰まっていけばいいなあという願いも込めました。あとづけです。こんな作品になりました。

掛け軸
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置物
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それより、てんどんまんみたいになれるかどうかが重要です。
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郵送17日に間に合わず、完成は18日。20日に出発。

【会期初日21日】
13時前に会場にはいる。お客さんふたりかな、さんにんかな。とすぐ、企画者であり作家の福留鉄夫さんが、「今、横道君の作品を気に入って見てたんですよー。どうぞ。」と、おっしゃる。えー!なんという巡り会わせなんだろう!と、なりました!このこは、こう動いてですね。そうです。この鍋は、こうこうなって、あ、ありがとうございます。かぶります?などなど。一時間もっとたっぷり見て遊んでくださって、ここに来れたことをこころからよかったなあと思えました。

あと、トムもすこしいました。

ギャラリー幹さんで展示したときもテーマに沿わせましたが、今回はよりタイトな課題のなかで作品をつくるということで、ひどくプレッシャーがかかりました。搬入に居合わせて作品を見て、作家さんからお話聞いて、企画者の福留さんのお話を聞いて、なるほど。この経験はこれから生きると実感も含めてわかりました。実際、普段しない無茶をしたので、作品の出来自体は満足には遠いものですが、これからの選択肢が増えたのは、たしかです。自分だけではできない、いい経験をさせていただきました。
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【28日】
搬入と初日にはカメラを持って撮影する気分がまったくなかったので、撮ってました。鍋帽子をじゅんぐりにかぶって撮りました。今日もたくさん遊んでもらいました。掛け軸と置物なんですけどね。遊べてよかったです。

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